一度きりにならない看護師の転職
看護師は業界内で転職するケースが増えていますが、転職回数が一度で終わらない傾向があります。
転職する理由として職場の環境が好めないというものが多く、人間関係で苦労をしていたり、残業が多い現場で体力的にも精神的にも厳しいと感じたりして別の職場を求める傾向があります。
その際に転職をしようと求人情報を見ると、和気あいあいとして仲良く仕事をしている看護師が揃っている、残業ゼロの職場になっているといった記載が見つかるかもしれません。
待遇もそれまでと変わらないか良好になることすらあるため、そこで思い立って転職に踏み切ると、再度転職をすることになかねません。
実際に転職して新しい職場に来てみると、その実態は求人の情報に記載されていた状況とはかけ離れていることがよくあるためです。
仲良く仕事をしていると宣伝文句に書かれていても、実際には看護師長の統率下で上司から見れば良い職場環境ができていても、個々の看護師からは不満が多く人間関係も良好ではない場合があります。
また、残業ゼロというのは勤怠管理上の問題であって、実際には時間外労働を強いられている現場も少なくありません。
このような状況にある現場ほど人材が不足している傾向が強く、転職を思い立って応募するとすぐに採用されやすいという特徴があります。
結果として新しい職場に満足できず、再度転職をすることになるのです。
いくら看護師はとかの職種に比べ転職回数が増えてもあまり影響がないとは言え、あまりにも繰り返しているようでは仕事を続けていくのは難しくなるでしょう。
そういった看護師が転職エージェントの存在を知り、二度目以降になってから利用を始めるケースも増えています。
☆転職回数が多い人が把握しておくべきことはこのサイトにも・・・【転職回数なんて関係ない?!】